こんにゃくの歴史 こんにゃくの原産地は今のベトナムあたりと考えられ、中国大陸を通ってわが国に渡来したのは数千年も前とか。 記録上では、大和時代の539年に医薬用として朝鮮から伝えられたとされています。 食用となったのはそれよりも後のことで、室町時代のはじめには「糟鶏(そうけい)」といって、高級な食品として、今のおでんのようなものが寺院などで食べられていたようです。 でも、こんにゃくが庶民の食品として広く親しまれだしたのは、やはり江戸時代。 寛永年間の『科理物語』という書物には、こんにゃくを利用したさしみやなます、煮物ものなどの料理名をあげており、目をみはらせます。 俳聖といわれる松尾芭蕉もこんにゃく好きで、「菎蒻(こんにゃく)のさしみも少し梅の花」という句を残しているほどです。 時は移って現代。 第二次大戦にアメリカ本土攻撃をもくろんだ風船爆弾を張り合わせるのに、こんにゃくノリが使われたことは有名。 戦後の食糧難に一部地方で、こんにゃくを細く切った代用うどんがもてはやされたこともありました。 今はまた、こんにゃくが食品繊維(ダイエタリー・ファイバー)として新たな注目を集めてきております。 |
こんにゃくの葉 |
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<財団法人 日本こんにゃく協会「こんにゃく新知識」より> |
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