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こんにゃくの歴史

こんにゃくの原産地は今のベトナムあたりと考えられ、中国大陸を通ってわが国に渡来したのは数千年も前とか。
記録上では、大和時代の539年に医薬用として朝鮮から伝えられたとされています。

食用となったのはそれよりも後のことで、室町時代のはじめには「糟鶏(そうけい)」といって、高級な食品として、今のおでんのようなものが寺院などで食べられていたようです。

でも、こんにゃくが庶民の食品として広く親しまれだしたのは、やはり江戸時代。
寛永年間の『科理物語』という書物には、こんにゃくを利用したさしみやなます、煮物ものなどの料理名をあげており、目をみはらせます。
俳聖といわれる松尾芭蕉もこんにゃく好きで、「菎蒻(こんにゃく)のさしみも少し梅の花」という句を残しているほどです。

時は移って現代。
第二次大戦にアメリカ本土攻撃をもくろんだ風船爆弾を張り合わせるのに、こんにゃくノリが使われたことは有名。
戦後の食糧難に一部地方で、こんにゃくを細く切った代用うどんがもてはやされたこともありました。

今はまた、こんにゃくが食品繊維(ダイエタリー・ファイバー)として新たな注目を集めてきております。


ヘルシー

今昔ばなし

イメージ
こんにゃくの葉
ダイエタリー・ファイバー

ハツラツ老後を決める毎日の食生活

こんにゃくは食物繊維のチャンピオン


スリム食品

欧米型の食事は、ベルトの穴をずらす

おいしく食べて、こんにゃくダイエット


さわやか整腸

お腹スッキリ、こんにゃくの力

いやな痔疾にも効果的


ガンに強い体質

期待されるガン防止の働き

"胃のほうき""腸の砂下ろし"の新解釈


コレステロールを正常に

こんにゃくでコレステロールの制御

減塩と同じ、こんにゃくの効果


糖尿病にパワー

急テンポな食事の欧米化と糖尿病

糖尿病とこんにゃくの関係に熱い注目


すぐれたアルカリ性食品

ノンカロリーで、カルシウムたっぷり

すき焼きにこんにゃくは健康の智恵


こんにゃくの種類

こんにゃくの種類

よいこんにゃくの見分け方は
み仏の教えとともに食用こんにゃく伝来

小野小町も食べた?平安時代から普及

こんにゃくと魚の合戦『精進魚類物語』

一生の贈り物…一日おきにこんにゃく

妻の願いが通じて夢枕にこんにゃく玉

俳聖はこんにゃく好き「さしみも少し梅の花…」

狸が化けてこんにゃく汁

弥次さん喜多さん名物の田楽でひと思案

「ぬかるみを毎日歩くこんにゃく屋」

コンが尽きたらコンを食べよ

葵(あおい)のご紋でこんにゃく道中?

風船爆弾作りのこんにゃく糊

ステーキ、サラダ、ハンバーグ…ああ、"新こんにゃく百珍"


こんにゃくのできるまで

生芋

切り干し

こんにゃくの原料(精粉)

こんにゃく(製品)

<財団法人 日本こんにゃく協会「こんにゃく新知識」より>


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